THREE 6 MAFIA④ メンバー紹介 その4
お久しぶりです。
サボってたんで今回は長めに書きたいなと思いながら書いてます。
今回紹介したいのはこの方
LIL WYTE
この人才能ありまくりなんですよね。
高校中退など経たのち
Shelby Forest Clickなるグループ(確か3人組)を組み
グループのデモテープをDJ PAUL&JUICY Jに送ったところ
LIL WYTEのみセンスを認められHYPNOTIZE MINDSとサイン!
すぐさまPROJECT PATの楽曲に客演して
ソロアルバム「Doubt Me Now」をリリース
そこそこ売れましてこれにはお金に厳しいDJ PAUL&JUICY Jもニンマリ。
早速次のアルバム「Phinally Famous」を翌年出しました。
こちらもU.S.ラップチャート上位に食い込み
DJ PAUL&JUICY Jの二人の機嫌も上々。
ここまで来るとメジャーレーベルも黙ってらんねぇってことで
AsylumやWarnerも絡んだアルバム「One And Only」をまたすぐ出しました。
こちらも売れ行き上々これには二人も (以下略)
この後もアルバムを出したりしていきますが
LIL WYTEが自分のレーベル「WYTE MUSIC」で動くことが増えていき
自分と同じ白人ラッパー達と行動を共にすることが増えていきます。
そしてその中でのグループSNO(LIL WYTE,JELLY ROLL,BPZ)で
アルバムをリリース!
DJ PAULはかなりLIL WYTEのことを気に入ってるようで
楽曲でカメオ出演しております。
この頃からLIL WYTEはJELLY ROLLと楽曲を作ることが増えて
二人でのアルバムを出していきWYTE MUSICでの活動がますます活発に。
ちなみにこのJELLY ROLLは白人のヘッズから人気凄まじいみたいで
個人的にめちゃくちゃテンション上がってかけたら周りの白人さんも
盛り上がってた思い出があります。
そんなJELLY ROLLの最高曲がこちら。
もっといっぱい書く予定でしたが久々に聴いたJELLY ROLLの曲が良すぎて
聴き入っちゃったんで今日はここまで。
LIL WYTEに関しては今でもバリバリ活動してるし
WYTE MUSICの動きも活発なんでまた第二弾書くかもですー。
THREE 6 MAFIA ③メンバー紹介 その3
ざっくり今回は紹介します。
La Chat
2001年にDJ PAUL&JUICY Jプロデュースしたアルバムでデビュー。
DJ PAULがK.O.M.(King Of Memphis)と称してるのに対して
彼女はQ.O.M.(Queen Of Memphis)を名乗ってます。
強烈なビジュアルとフィメールらしからぬゴリゴリラップが特徴で
今でもバリバリ活動中の大ベテランです。
こないだ自宅で亡くなったという謎のフェイクニュースが流れるものの
ほとんど話題にならなかった寂しい方。
Frayser Boy
2003年にDJ PAUL&JUICY Jプロデュースによりデビュー。
本当にこの二人はどこからこんなに逸材ばっかり見つけてくるんでしょうね。
フロウも声もラップもどれを取ってもこのFrayser Boyさん上手いです。
DJ KAYSLAYプロデュースの曲にTHREE 6 MAFIAが客演で呼ばれた際に
このFrayser Boyも大抜擢されてしっかりイケてるラップかましたものの
そのあと辺りからMAFIA離れし始めて本隊離脱組と曲を作ってた印象ですね。
あと僕の記憶が確かならカリフォルニア出身だったはずなんですが
wikiとか色々見てもMemphis出身になってますね。
Bay Area Representiveって曲も出してるくらいなんですけど
Frayser Boyに詳しい方は今度教えてください。
THREE 6 MAFIA ②メンバー紹介 その2
前回はTHREE 6 MAFIAのオリジナルメンバー紹介させてもらいました。
今回焦点を当てたいメンバーを紹介する前に一つ説明しないといけないことがあります。
こちらTHREE 6 MAFIAのレーベルです。
THREE 6 MAFIAはもちろん他にも選りすぐりのスキルフルラッパー勢揃いしてる
モンスターレーベルです。
ここに所属してるアーティストのほとんどがTHREE 6 MAFIA本隊の作品に絡んだり
そのアーティストの作品に大体THREE 6 MAFIA本隊メンバーが絡んでるので
THREE 6 MAFIA好きならこのレーベルから出てる作品はマストでチェックするべきです。
今回はこのレーベルにいたメンバーを紹介したいので厳密に言うと
THREE 6 MAFIAのメンバーではないのですが作品にはほぼ必ず
本隊のメンバーが絡んでるので紹介しないわけにもいかないっす。
でもって
HYPNOTIZE MINDS内にはこんな部門もありまして
こんなグループのアルバムが出てます。
まぁグループというかレーベルのV.A. アルバム的なものなんですが
この作品に出てるメンバーを覚えるのがまた大変でして。。。
この時のメンバーをwikiから抜粋します
- DJ Paul,Juicy J,Lord Infamous,Koopsta Knicca,Crunchy Black,Gangsta Boo,La Chat,Project Pat,Kingpin Skinny Pimp,Indo G,Playa Fly,Scan Man,MC Mack,M-Child,T-Rock,Gangsta Blac,Killa Klan Kaze,K-Rock,Droopy Drew Dog,Nigga Creep,Lil Gin,Lil Glock,S.O.G.,Cyde Manson
はい!!!
もう嫌になるレベルのメンバー数ですね。
ただ今後MEMPHISのTHREE 6 MAFIA周りのことを語る上では
このあたりのメンバーは欠かせないアーティストばっかりなので
覚えてください!
そしてこのPROPHET POSSEですが
THREE 6 MAFIA本隊のメンバーがごっそり全員抜けます。
そしてScarfo(Nick Scarfo)がCEOとなって
PROPHET POSSEを乗っ取り新たなレーベルとしちゃうんですね。
のちにNick Scarfoは本隊メンバーのLORD INFAMOUSや2TONEなんかと合流して
BLACK RAIN ENT.とか作ったり、
PROPHET POSSEメンバーのM.C. MACKは盟友であるSCANMAN,K-ROCKとKAMIKAZE PRODUCTIONを作ったり
KINGPINSKINNY PIMPはMEMPHIS UNTOUCHABLES作ったりと基本的にTHREE 6 MAFIAは気に入ったメンバーとはすぐ作品作りしますが切り捨てたり、見切りつけられることが多々あります。
この中で私の一押しはM.C. MACKです。
KAMIKAZE PRODUCTION(又の名をKAMIKAZE INC.)を結成して
SCANMANとともに今でも活動活発にしてるおじさんですが
ラッパスキルはMEMPHIS内でもトップクラスだなと思ってます。
彼はビジネスマンとしても優秀なようでして、
インスタでよくアルバム買ってという営業DMが来ますし
彼のレーベルのTシャツやグッズの販売にもかなり精力的です。
ここで彼のレーベルのTシャツを見てみましょう。
こちら!
いいですねーレーベルのロゴが前面に出ていて
ファンの心をくすぐる最高なデザイン!
これは買うしかない!
写真から伺うに、いい素材を使ってないであろうことも想像できるし
多少安っぽいのは仕方ない!
と思いカートに入れた時に気づきましたが
値段は$95.99ドル
$9.5じゃないですよ$95.99ドルです。
高いと思うか安いと思うかはあなた次第です。
ちなみに僕はそっとカートの商品を取り消ししました。
今回はこんなところで終わり。
THREE 6 MAFIAのメンバー紹介じゃないじゃん!っていう
ツッコミは入りそうですがこのPROPHET POSSEのメンバー達は
しっかりTHREE 6 MAFIAイズムを継承してる曲ばっかり作ってますし
何せ一緒に活動していたメンバーなんで紹介しないわけにはいかないので
かかせてもらいました。
紹介したいメンバーが多すぎるのでしばらく
メンバー紹介ばっかりのブログになると思うので見ても楽しめるかどうかは
正直不安ですが、好き者の方達は是非また見てやってください。
最後にM.C. MACKの最高曲を3曲ほど載せて起きます。
THREE 6 MAFIA ①メンバー紹介
このグループ昔は有名だったんです。
若い子たちは???なグループだと思いますけど
昔はアフリカ系アメリカ人グループで初めてアカデミー賞を受賞。
日本でもこの頃彼らの楽曲がその辺のショッピングモールとかで
普通にかかってたらしいです。
彼らのファンはみんな、活動休止した今でもTHREE 6 MAFIAが好きで好きでたまらない。
自分もその中の一人です。
そしてUSのトップシーンで活躍中のアーティストにもそういう人は多いです。
現にここ数年THREE 6 MAFIAの楽曲をサンプリングした曲のリリース数がすごい!
これだけではありませんが一例です。
一般のファンだけでなくこれだけのアーティストたちをも魅了する彼らの魅力を
今回伝えれればいいなと思って慣れないブログ書いてみました。
まずそもそもどんなメンバーいるの?って話ですけど
オリジナルメンバーとして周知されてるところで言うと
DJ PAUL
JUICY J
LORD INFAMOUS
CRUNCHY BLACK
GANGSTA BOO
KOOPSTA KNICCA
この6人です。
出身はテネシー州メンフィス。
もともとメンフィスのクラブでDJをしていたDJ PAULとJUICY Jが意気投合していて
結成されたらしいですね。
ちなみにJUICY JもともとDJだったと言うこともあり
スクラッチも出来ちゃいます。
2009年の来日公演の際もDJブースに入ってスクラッチしてたので
かなり好きなんでしょう。
JUICY JはWIZ KHALIFAやTY DOLLA SIGNなどとTAYLOR GANGとして活躍中。
そしてMEGAN THEE STALIONなんかのプロデュースなんかもしてるんで
知名度は一番高いでしょうね。
他のメンバーを説明していくと
DJ PAUL
オリジナルメンバーでもありリーダー的存在。
メンバーが次々と脱退する中(DJ PAULが原因でもありますが)
ずっとぶれない姿勢で楽曲を作り続けて唯一無二のトラックを作ることから
DRAKEなどの楽曲もプロデュースする傍ら自分の楽曲も勢力的にリリースして
自分の甥っ子たちのグループSEED OF 6IXへの楽曲提供も行なっておりまさに天才。
LORD INFAMOUS
DJ PAULの実兄。ただし異母兄弟なのでクレジットで苗字が違うのはその為。
こちらも唯一無二のラップスキルを持つ天才。
活動開始当初の90年代前半から今で言うところの「三連符」を多用。
MIGOSが売れ始めた頃、同メンバーのGANGSTA BOOは
「MIGOSはLORD INFAMOUSのラップをパクった。」と激怒していましたが
MIGOSに相手にされずBEEFにすらならなかったと言うエピソードあります。
自身をKING OF HORRORCOREと称しており。
そう言うことを言うと誰かしらはDISったりするものですが彼に関しては
誰からもDISられることはありませんでした。(自分が知る限り)
HORRORCOREまで説明すると時間も足りなくなるので
そこは自分で調べてください。
それだけ業界からも間違いない存在として認識されていたと言うことですね。
自分の推しメンです。
2013年に自宅台所で倒れてその後帰らぬ人に。 R.I.P.
CRUNCHY BLACK
ヤク中。ダンス美味い。なよなよ声でのラップが特徴であり今思えば
彼がマンブルラップの始まりなんじゃ無いか?とも思える。
ただしヤク中。もうどうしようもないです。
以前確かコカインで逮捕された際も移動中に逮捕されたらしいのですが
その移動ってのがメタンフェタミンを買いに行く途中だったそうです。
ドラッグを買いに行く最中にも他のドラッグをキメて買いに行くと言う
まさにヤク中の鑑。
基本的にDJ PAUL,JUICY Jのおまけ的な立ち位置にされていて
Featuring THREE 6 MAFIAの表記がされていても
CRUNCHY BLACKは所属していたにも関わらず居ないパターンが多いです。
MVでのダンス担当。自分は好きですが未だにCRUNCHY BLACKの
熱狂的なファンには出会ったことありません。
KOOPSTA KNICCA
一番最初にTHREE 6 MAFIA脱退。
しかしTHREE 6 MAFIA在籍時に出したソロアルバム
「DA DEVIL'S PLAYGROUND」がホラコアラップ好きに対して
それこそ宗教的人気を誇り今でもホラコアラップ好きが選ぶ
ベストアルバムにこれは入るのでは?と言うくらい一部のファンに
根強い人気を誇ります。
こちらもラップスキルは高すぎ。他のメンバーが目立っているので影が薄くなりがちですが
とんでもないラップスキル持ってます。
2015年に帰らぬ人に。 R.I.P.
GANGSTA BOO
グループ内の紅一点。体重の増減が激しすぎてびっくりしますが
最近はポッチャリで安定しましたね。
こちらもゴリゴリラップでフィメールラッパーの中でも
トップクラスに男勝りなラップをすると思えばたまに歌ったりする
まさに現代で言うところのCARDI BやNICKI MINAJのような存在。
90年代からそのスタイルでやってるフィメールラッパーは彼女だけだと思います。
韻が固いラップで聞き取りやすいラップのスタイルはJUICY Jに似てるなって印象。
かなり影響受けてると思います。
JUICY Jイズムを今引き継いでるのはMEGAN THEE STALIONなんで彼女が好きなら
GANGSTA BOOももれなく好きだと思います。
それとTHREE 6 MAFIAを語る上で外せないのは彼
PROJECT PAT
JUICY Jのお兄ちゃんで最近だとYOUNG DOLPHとかその辺りのテネシー勢とも
しっかり絡んで貫禄あるラップをかまして今尚存在感抜群なベテラン。
彼のラップはクレジット見なくても
「あ、PROJECT PATだ。」と分かる超独特なフロウ。
彼はTHREE 6 MAFIAの正規メンバーではありませんが作品に絡む回数など見ても
準レギュラーメンバーと言っても過言じゃないです。
アルバム数で見ても他のメンバーよりも多いのでその辺でも
彼の人気の高さが伺えます。
新譜好き界隈で人気のDUKE DEUCE(こちらもテネシー出身)の話題曲
CRUNK AIN'T DEADのリミックスにも参加して居ますがこの曲の
サンプリング元はPROJECT PATのこの曲。
あとTHREE 6 MAFIA好きにはお馴染みのBREAK DA LAWのフレーズも使ってるので
THREE 6 MAFIA好きにはたまらない一曲。
もっと色々書きたかったんですが長くなりすぎたので
また近々続編書きます。
まだ1割も紹介しきれて居ないので。
読んでいただきありがとうございますー。